発達障がいの分類

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発達障害は、大きく分けると広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠陥多動性障害)・LD(学習障害)・知的障害の4つに分類されます。広汎性発達障害の分類は以下の通りです。

大分類小分類
広汎性発達障害(自閉スペクトラム症)自閉症、アスペルガー症候群、高機能自閉症などを含む診断名

自閉症の赤ちゃんは泣いて訴えることをあまりせず、いつもおとなしくしているので、ママは手がかからない育てやすい子と感じることもあります。逆に、アスペルガー症候群やADHDの赤ちゃんは気難しいことが多く、四六時中泣いてママを悩ませます。寝つきが悪く、やっと寝たと思ってもすぐに目を覚まして泣き叫び、ママはクタクタになってしまいます。ただし、これらの特徴は健常の子にも見られます。

自閉症の場合、2歳ぐらいになると、うちの子はちょっと変かもと気づきます。名前を呼んでも振り向かない、意味のない声は出しても「ママ」とはなかなか言えないなど、言葉の発達の遅れも目立ったり、一つのおもちゃに異常に執着するなど、あれ?と思うことが増えてきます。

アスペルガー症候群の場合、3歳時健診でも気づかれないこともよくあり、幼稚園などの集団生活が始まる4~5歳ごろ、ADHDの場合は小学校入学後に気づかれることもよくあります。手段行動をするようになり、問題が表面化することがほとんどです。

【アスペルガー症候群の子に見られる特徴】
□ 人との関わり方が不器用
□ 相手の気持ちや場の雰囲気を読むのが苦手
□ 冗談が通じない
□ 表情が乏しい
□ 変に大人びた言い方や丁寧な言い方をする
□ こだわりが強く、決まった手順で行わないと気が済まない
□ 感覚過敏(音、触覚、においなど)
□ 決まった手段、行動を好む

分かりやすい漫画がありましたので引用します。画像をクリックすると拡大できます。
(引用文献:アスペルガー・ADHD 発達障害シーン別解決ブック 司馬理英子著)

ケース1 自分の言いたいことが言えない

 ケース2 興味のないことに関心を向けるのが極端に苦手

ケース3 几帳面で融通が利かず、友達とうまくいかない

 

【ADHDの子に見られる特徴】
□ 気が散りやすく集中できない
□ 忘れ物が多い、物をよく無くす
□ 順番を待てない
□ 衝動的に行動してしまう
□ 落ち着きがなく、常にソワソワしている
□ 喋りだすと止まらない
□ 目的ある行動のための動機づけが困難(例:宿題に取りかかる)
□ 将来を考えて計画できない

ケース4 授業中座っていられず、集中できない

ケース5 片付けが苦手で忘れ物が多い

LD(学習障害)
知的能力は標準に発達しているにも関わらず、読み書きや計算、推論、運動など、学習面のある特定の領域が著しく劣っているものをいいます。診断基準は、小学校低学年は1学年程度の遅れ、高学年は2学年以上の遅れがあることを目安にします。

発達障害は発達の偏りの特徴で、根本から治すというものではありませんが、早期に気づき、適切な訓練やサポートを受けることで能力を伸ばし、社会に適応しやすくなることが分かってきました。

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